【オーガニック野菜は無農薬野菜?】私が農家を訪ねる理由

こんにちは。78kgからマイナス24kgのダイエットに成功したトータルダイエットカウンセラーの大西ひとみです。

皆さんは、オーガニック野菜と聞くと「無農薬野菜」「カラダに安全」というイメージがある人が多いと思います。私もかつてはオーガニック野菜と無農薬野菜の違いがわかりませんでした。わからなかったが故に、国が定めたJASマークがついている野菜が一番安全だと思っていたのです。

オーガニック野菜(有機野菜)とは

オーガニック野菜と有機野菜は日本国内で同じ意味を持ちます。スーパー等で販売されている野菜で、オーガニック野菜や有機野菜と表示していいのは、農林水産省が制定した「日本農林規格」の品位・成分・性質など品質に関係する基準、生産方法に関する基準(有機JAS法)に定められたもののみとなります。皆さんも一度は聞いたことや目にしたことがあるJASマークがついているものです。

農林水産省で認定された有機野菜に表記されているマーク

農林水産省で認定された有機野菜に表記されているマーク

国内でのオーガニック野菜(有機野菜)は有機JASの大まかな基準は次の3つになります。

1, 堆肥などで土づくりを行い、種まきまたは植え付けの前2年以上、禁止された農薬や化学肥料を使用してない田畑で栽培すること
2, 栽培中も禁止された農薬、化学肥料は使用しない
遺伝子組み換え技術を使用してない

つまり、オーガニック野菜=農薬を使っていないということではないのです。実際はJASが認定している31種類の農薬に関しては使用してもよいことになっていたり、堆肥についても抗生剤などを投与され育った牛や豚の糞を使用している場合もあるようです。

無農薬野菜とは

無農薬野菜とはどこれは文字通り、まったく農薬を使わない野菜のことを言います。無農薬野菜には第三者機関が認定しているものはありません。無農薬野菜と言われているものは、化学肥料が使われている可能性はあります。

また、実際に野菜を育てる過程で農薬を使っていなくても田畑に農薬が残留していたり、周囲の田畑で使用された農薬が検出されたりするケースがあるため、現在(平成16年より)は「無農薬」といった表示をすることは禁じられています。

まったく農薬を使っていない野菜の場合、無農薬の代わりに特別栽培と表示することは認められているのですが、無農薬野菜を栽培する農家にとっては、この表現は農薬を使っていないことが消費者に正しく伝わりづらいことから、ある一定のガイドラインをクリアすればインターネット上やホームページなどであれば無農薬野菜と表記していい場合もあるようです。

無農薬・無化学肥料野菜作っている農家さんを訪ねる理由

こうやってオーガニック野菜と無農薬野菜を比較してみるとオーガニック野菜の方が安全だと思う人も多いと思います。

でも、私はあえてオーガニック野菜をVEGGI de PANで使用せず、足を運んで実際にお会いした農家さんの無農薬・無化学肥料のお野菜を使うのかというと、個人で無農薬・無化学肥料のお野菜を作っている農家さんは本当にカラダに良いものを提供したいという思いが強く、本当に真面目に有機JASで認められている農薬ですら使用せず、自然と戦いながら一生懸命野菜と作っておられる方が非常に多いからです。

私が訪ねた農家さんのこだわりは様々ですが、農薬をいかに使わないで育てるかという知識にはいつもとても勉強させられます。自然栽培の農家さんはさらに面白い知識をたくさん持っておられます。

実際にスーパー等では無農薬野菜表記ができないため、無農薬野菜は簡単に手に入りにくい野菜です。だからこそ余計に無農薬・無化学肥料の野菜を使って農家さんの思いと共にカラダに良い商品を提供できたらと思うのです。

農薬使用による様々な影響

私がそもそも無農薬・無化学肥料野菜にこだわり始めたきっかけは、農薬が私たちのホルモンバランスを崩し、ダイエットに悪影響を及ぼす可能性があることを学んだからです。

それだけではなく、農薬の使用は野菜を育てる農家さんの身体や地球環境、胎児にも影響すると言われています。

安く、手早く手に入れたいという需要に応えるために様々なリスクを背負って供給されている訳です。

You are what you eat.

‘You are what you eat,’ あなたのカラダはあなたが食べたものでできている。私の大好きな言葉の一つです。

食べ物は薬のように即効性はないですが、薬に値する効果があります。即効性がないだけに、カラダへの影響にすぐには気付けないものです。

日々のちょっとした食に対するケアが将来の自分の健康に大きく影響するということに気づける人と気づけない人とでは大きな差を生むはずです。

同じものを食べていても、どのように育てられたかで栄養価やカラダへの影響は大きな差を生むと私は思っています。

みなさんの心の何処かにこの思いが届きますように・・・

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